衆生救済を実践すべくNPO法人アーユス仏教国際ネットワークを設立。
仏教や僧侶のあり方を問いながら、国際協力の分野や、国内外の緊急
支援、人権問題等に取り組む。また地域活動の拠点として寺を開放し、
「こころと命の相談所」としても様々な相談に乗っている。
今回の移転事業を機に人々に何を求められているかを新たに問い直し
これからのお寺との付き合い方を提案する。

お寺とは本来、地域に密着した人々の憩いの場、救いを求める弱者救済の場、そして文化の発信地でもありました。その上で亡くなった方の供養を行う場でもあったのです。
しかしながら現在お寺は葬儀・法事などの儀式をするための場所といった、人々の日常とは縁遠い存在となってしまったことはいなめません。
仏教とは本来、生きる人々に勇気、喜びを与えるためにあるのです。
また、人は地域の中で世代を超えた様々な出逢いをし、互いの違いを認め合いながら地域社会を作っていくものです。人は愚かな存在であり、この世の中は生きとし生ける
ものの繋がりで生かされていることを意識して生活しているわけではありません。
お寺という場を新しい縁を作ることに利用していただきたいのです。
当寺ではこれまでにも衆生救済の実践として、こころと命の相談、地域活動、国際協力などの活動をして参りました。この度の道路計画による寺院移転事業を機に、お寺や
お墓の在り方を今一度考え、この時代に合ったお寺を創り上げて行きたいと思っております。
勝楽寺 住職 茂田 真澄

履歴: 1979年 大正大学仏教学部卒業
1996年 勝楽寺第34世住職となる
主な役職: (2011年2月20日現在)
NPO法人 アーユス仏教国際協力ネットワーク 理事長
BNN 仏教NGOネットワーク 事務局長
(その他、理事、評議員など多数)
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